
興福寺中金堂再建記念特別展 「運慶」展 東京国立博物館(平成館)
2017年9月26(火)〜11月26日(日)
先週土曜(11/18)に話題の「運慶」展に行ってきました。この展覧会は運慶作といわれる(諸説あり)31体のうち、22体が一堂に会した奇跡的な特別展ということで、滅多にない機会なので息子を連れて拝覧してきました。夜の時間帯だったのですが、子ども連れの方もちらほら……沢山の方で賑わっていましたが、工夫された展示設計がされており、至近距離で360°見ることができます。
端正な顔立ちに印象的な玉眼の眼差し、筋肉がもりもりと力強い体躯、美しく風にたなびく衣、完全な完成形として他の追随を許さない圧倒的な存在感。真に、眼福にあずかりました。これが800年以上前のものとは……。
和歌山の金剛峯寺からやってきた「国宝 八大童子立像」、ヤンキースの田中将大選手にどことなく似ている奈良・興福寺の「国宝 無著菩薩立像」、息をのむ奈良・東大寺の「国宝 重源上人坐像」、息子もカッコイーと言っていた神奈川・浄楽寺からは42年ぶりに5軀揃っての「重文 阿弥陀如来坐像および両脇侍立像、不動明王立像、毘沙門天立像」、やっぱりすごいねと思ってしまう愛知・瀧山寺「重文 聖観音菩薩立像」などその他も沢山。
あー、もう一回観たいと思う展覧会。残り5日!
イヤホンガイドをつけての拝覧をオススメいたします! (サ)
※重文=重要文化財
この記事へのコメントはありません。