ブックデザイン事務所であるデザインフォリオが主催する GALLERY FOLIO では、展示と合わせ作家の皆様に「影響を受けた本・好きな本・オススメの本」のご紹介いただいています。
好きな作家がどんなことを面白い・好きと思っているのか…好きな人のことは気になりますよね?作家自身が読んできた本を知ることで作家の思考・バックグラウンドを知る一助となり、それによりもっと作家自身や作品への理解や興味が増すことで、多面的にもっとその作家を好きになってほしい。また、「好きな作家」と同じ本を読んでいた!なんて嬉しい気持ちになったり、知らなかった「本」に出会えたり、「本」から新たな「作家」や「世界」につながるきっかけになればと思っています。
【アーティストの本棚】
Ururiri 網なおきさん
2018年7月13日〜7月16日 Ururiri 網なおき「草花と生き物のうるし」展
『ウィリアム・モリスのデザイン』 ウィリアム・モリス 著 海野弘 監修 創元社 (1988/09) |
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『うたがいっぱいたのしいな』 ギョウ・フジカワ イラスト 沢崎順之助 訳 集英社 (1978) [作家コメント]ぬり絵がやりたいと言ったら、絵本の全集を見せられて、1冊選んで塗れと言われました。美少女アニメっぽいのがやりたかったけど、今思えばゼイタクです。私が塗ったのはどこかにしまい込んでしまって、これは妹が塗ったもの。 |
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「季刊 銀花」2002夏 第130号 文化出版局 [作家コメント]濃い口の工芸の本。 |
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「装苑」2013 2月号 文化出版局 [作家コメント]装苑はこれよりずっと昔、服の製図がついている頃に一生懸命買っていました。中〜高校の頃はこれを見ながらへったくそに服を縫ったりもしていました。 |
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『TOKYO STYLE』 都築響一 著 ちくま文庫(2003/3) [作家コメント]漆の修行をしていた頃、師匠にこの本の面白さを熱弁したら、「覗きが趣味なのか?」とどんびきされました。 |
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ハヤカワミステリ文庫 『葬儀を終えて』 アガサ・クリスティ 著 加島祥造 訳 『カーテン』 アガサ・クリスティ 著 中村能三 訳 早川書房(1976/4)と(1982/10) [作家コメント]いちばんいっぱい読んだ小説はアガサ・クリスティかも。あとでNHKでドラマを見て、よくイメージできなかったドレスとかインテリアとか見ることが出来てすごく納得しました。 |
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『フィンランドのアラビア手帖』 パイインターナショナル (2013/12) [作家コメント]最近は仕事に役立ちそうな本ばかり… |
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てるみのなんでもかんでも作っちゃおう 『フェルトの小もの集』 大高輝美 著 雄鶏社 (1987) [作家コメント]はじめて自分でやった手芸はフェルトマスコットでした。すごく下手でした。 |
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『ペーパーフラワー』 雄鶏社(1972) [作家コメント]5〜6歳の頃、母が持っている様々な手芸のハウツー本を見るのが好きになりました。全て作り方が書いてあって、そのとおりにやればなんでも自分で作れる!(理屈の上では)っていうのがすごく衝撃的でした。 |
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『ネコノヒー』 キューライス 著 KADOKAWA (2018/4) [作家コメント]いちばん最近買った漫画。ネコノヒーはいろいろ失敗しがちだけどぜんぜんあきらめないからすごい。 |
※書名、著者・編者名、出版社(刊行年/月)の順に掲載。書名はAmazonにリンクしています。
※書影は作家所有のものを撮影
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